1月21日(土)

『若手能』を鑑賞しました。

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会場は

大槻能楽堂でした。

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まずは

11時から

「若手能事前講座」

同じ能楽堂で行われました。

事前講座は

3つのパートに分かれていました。

1つ目は

「お能について」。

講師は、観世流シテ方の多久島法子(たくしまのりこ)さんでした。

多久島さんは大槻文蔵先生の元で、勉強するため、

福岡から大阪に来ているそうです。

そして大阪で勉強するときは、

檜舞台の拭き掃除から始まるそうです。

その時の掃除道具は

ヌカを炒って袋に入れて磨くそうです。

演目「小督(こごう)」の解説

演目「鵜飼」の解説

 

2つ目は「お囃子の解説」でした。

「おひな様の五人囃子は、

お能から来ています。」

「4つの楽器に謡が入るんです。」

「五人囃子の並べ方ですが、

音が出る部分を右上がりと覚えるといいです。」

「謡は口、

笛は下唇、

小鼓は肩、

大鼓は膝、

太鼓は床。」

(私の補足。

家へ帰ってから「五人囃子 並べ方」を検索しました。

音の大きい順、と書いてあるホームページもありました。

諸説あるようです。)

 

3つ目は「狂言」について。

能は仮面劇であるのに対して、

狂言はセリフ劇。

能はシリアスに対して、

狂言は喜劇。

演目「千鳥」の解説。

召使いが活躍するからこそ、笑いが生まれる。

 

出演者が40歳以下の

「若手能」も今年で26回目です。」

11:50終了。

 

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13時から

第26回能楽若手研究会大阪公演

つぼみから花へ

「若手能」

能「小督」

狂言「千鳥」

能「鵜飼」

 

16時頃終了

 

↓ チラシ表の写真、

閻魔大王の仮面と装束だったんです。

閻魔大王、

「お能」のイメージが変わりました。

あんなに激しく舞うとは思いませんでした。

とてもエキサイティングでした。

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