1月27日(金)

5時30分から、

大阪大学21世紀懐徳堂スタジオにて

桐竹勘十郎さんをゲストに迎えて、

トークイベント『人形浄瑠璃と現代演劇』が

開催されます。

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大阪大学演劇学

教授 永田靖先生のコーディネートで

開催される公開講座です。

前回のゲストは、

竹本住大夫師匠でした。

師匠と学生さんとのやり取りは

大変貴重でした。

さて、

明日の桐竹勘十郎さんも

学生さんとのトークで

どんな化学反応を起こすのか?

ワクワクが止まりません。

 

桐竹勘十郎さん御紹介

お父様は二代桐竹勘十郎さん、

お姉さまは三林京子さんという芸能一家に育つ。

お父さんの元で修行すると甘えが出るといけないとのことで、

吉田簑助師匠の弟子となり、

吉田簑太郎を名乗る。

その後、

三代目桐竹勘十郎を襲名。

文楽協会でも

トップクラスの人形遣い。

自分で人形を作成できる器用なお方。

絵の才能にも恵まれ、

かつては

文楽劇場のスタンプの図柄も担当。

キツネ好きで知られる。

スーツの上着に

キツネのピンをつけていらっしゃることもある。

女形も立役(男役)も両方こなす実力派。

2017年の新春公演では、

八重垣姫と

番頭善六という全くキャラクターの異なった

人形を見事に遣い、

賞賛を得る。

4月国立文楽劇場公演では

昼の部 松王丸女房千代

夜の部 天満屋お初を

務める。

今、最も注目される人形遣いである。

(文責 天野光)