国立文楽劇場が、

夏休み文楽特別公演の

千穐楽を

迎えました。

千穐楽に寄せて、

エッセィを書いてみます。

 

第1部親子劇場の演目

「かみなり太鼓」では、

蚊帳(かや)が、

ひとつのモチーフになっていました。

 

イヤホンガイドを借りて解説を聞いていたのですが、

その中で、

「蚊帳とは

蚊が入ってくるのを防ぐ

ベッドの周りに掛ける布

です。」

と、

蚊帳の解説があったのです。

(少し文面が違うかもしれません 😳 )

 

え~、

蚊帳、知らんのぉ~?

 

私が子どもの頃は蚊帳を使っていました。

蚊帳は、

蚊の侵入を防ぐ役割がありますが、

それと同時に、

怖いイメージがあります。

 

それというのも、

夏になると毎年テレビでオンエアされていた「怪談」で、

必ず登場するのが、

「蚊帳」なのです。

 

私事で恐縮ですが、

蚊帳の中で

兄妹が川の字になって寝て、

その横で、

父が怖い話をして、

突如

「あ、あそこに、幽霊が、、、」

と、叫び、

毎晩怖い思いをしながら、

蚊帳の中で、寝ていました。

 

蚊帳、

今はエアコンが普及しているし、

使う機会が無いかも?

 

グーグルの画像検索で

「蚊帳」

と検索したら、

ドーム型の蚊帳が出てきて、

時代の流れを感じました。

ほんの数十年なのに、

日本の暮らしも激変したのですね 😆