突然ですが、
質問します。
「映画の予告編で泣いたことはありますか?」
私は、
あります。
私は、
この映画
「セッション」の予告編を見て
泣きました。
先月、
ムビチケを購入し、
今か今かと上映を心待ちにしていました。
4月17日の公開が待ち遠しかったです。
ネットで前日に座席指定してたので、
当日、
予約番号を確認しようとして、
メールを開けて
驚きました。
原題が
WHIPLASH
なんです。
日本語の意味は
「むち打ち」!
熱血教官と
天才ドラマーの物語
というのは
テレビの映画情報で知っていたので、
「何と、的を得た原題なんだ!」
って思いました。
ジャズに詳しく無い私は、
WHIPLASH
というジャズの曲があるというのは
映画を見て知りました(恥)。
邦題で
「むち打ち」
としても、観客の動員は増えないでしょうし、
なんか落語の「子はかすがい」のように
題名からネタバレしているような感じですもの。
邦題を
「セッション」にして
当たりだったような気がします。
映画を見ている間、
息をするのを忘れていました。
途中で
意識して
自分で
深呼吸していました。
ホントに、
一瞬たりとも
気が抜けない映画なんです。
既に
2回見ております。
「これから
何回見ようか?」
思案しているところです。
私が
何回も映画館で見た映画、
ベスト2は次の映画です。
1位7回「デトロイト・メタル・シティ」
2位6回「ドリームガールズ」
「セッション」は、
この2作の映画同様に
たくさん映画館で見たい映画です。
これらの共通点は何だろ?
自分でもわからなかったのですが、
先週見た「にっぽんの芸能」で
演劇評論家の渡辺保さんが
豊竹山城少掾師匠を評した言葉が
ぴったりとハマッタのです。
「音楽的な快楽とドラマ性」
まさしく私が好きで魅了される作品は
「音楽的な快楽とドラマ性」を
持っている作品ばかりです。
ひいては
文楽全部の作品にも言えるのでは無いでしょうか?
「音楽的な快楽とドラマ性」。。。
この2つを併せ持つ芸術は
何度見ても
飽きないし、
何度も見たいと思わせます。
洋画「セッション」
と
日本の伝統芸能の「文楽」
意外な共通項を見つけた瞬間でした。
映画「セッション」
http://session.gaga.ne.jp/
(いきなり音が出ます。お気を付けて下さい。)