bunraku.happyokai.sign.2015

 

昨日、
国立文楽劇場で
行われた
「第二十六期文楽研修修了発表会」
を、見に行ってきました。
bunraku.happyokai.entrance.2015
1時半開場なので、
1時に並べば余裕だと
思っていたのですが、
1時の時点で長蛇の列ができていました。
bunraku.happyokai.timetable.2015
なんと、
あっと言う間に
客席は満員大入りになっていました。
一、『万才』
  「花競四季寿」より
  この演目は、新春の本公演と同じ演目です。
  本公演ではいつも通り、左遣いと足遣いは、
  黒の頭巾を被っていました。
  ところが、この発表会では、
  足遣いの研修生2人は、
  黒の頭巾を被らないで、
  出遣いで足遣いをしていました。
  これは、お客さんへの顔見世の意味が込められているのでしょうか?
二、素浄瑠璃
  『仮名手本忠臣蔵』
   殿中刃傷の段
幕間が20分あったので、ロビーに出ると
竹本住大夫師匠
桐竹勘十郎師匠
が、いらっしゃいました。
住大夫師匠と勘十郎師匠が、
いらしてたら、
研修生のお3人も、
さぞ、緊張してらしたでしょうね。
三、『日吉丸稚桜』
  駒木山城中の段
こちらも1月の本公演と同じ演目だったので、
話の筋がわかり、とても良かったです。
bunraku.happyokai.program.2015
このプログラム、
大好きです!
何が良かったかと申しますと、
人形役割が、
主遣いだけでなく、
左遣い、
足遣いの
人形遣いさんのお名前が掲載されているのです。
(本公演のプログラムでも、
主遣いの人形遣いさんのお名前だけでなく、
左遣いさん、足遣いさんの人形遣いさんのお名前も掲載していただけないでしょうか?)
かいしゃくにんさんのお名前も、
掲載されていて、
そちらも良かったです。
出演者のプロフィールには、
何期の研修生だったかも掲載されていました。
平成25年4月から
平成26年12月までの
研修内容も掲載されていました。
なんと、
入場料
プログラム
無料です。
初めて、
文楽研修修了発表会を拝見させていただきましたが、
本当に、
感動しました。
まだ技術としては未熟ではありますが、
古典芸能に真摯に向き合う研修生の姿は、
必見です。
次回も絶対、鑑賞したいと思いました。