bunraku.oyakogekijo.summer.2014

 

親子劇場は、

3部構成になっていました。

新作文楽「かみなり太鼓」

解説 「ぶんらくってなあに」

文楽「西遊記」

 

子どもはもちろんのこと、

大人も大笑いして、

見ていました。

 

まずは「かみなり太鼓」

ですが、

大夫さんの

テンションの高い浄瑠璃に大笑いしました。

今だ、かつて、

あんなに大きく叫ぶ浄瑠璃が

あったでしょうか?

きっと勘十郎さんの演出によるものでしょうが、

新作文楽にマッチして、

何度も大笑いしてしまいました。

ラストシーンは、

落語のサゲとしても

通用する内容でした。

この作品を落語で演じてくれないかなぁ。。。

私の希望としては、

江戸からは昇太さん、

上方では南光さんに

演じて欲しいです。

 

解説「ぶんらくってなあに」

も、技芸員さんの

素晴らしいアドリブとフォローで

楽しく見させていただきました。

 

「西遊記」、

前に見たときも楽しかったのですが、

今回も面白かったですね。

ラストシーンも、

ますます派手になっていました。

あまり詳しく書くと

ネタバレになるので、

詳細は書きませんが、

孫悟空の分身の術が、

すっごく面白かったです。

あの有名な孫悟空が

自分の毛を引きちぎって、

息を吹きかけると

自分の分身が

たくさん現れるというシーンが

文楽で見れて、

楽しかったです。

一人遣いの人形で

孫悟空の分身がたくさん出てくるのですが、

一人一人に(一匹一匹に?)

個性があって、

とっても可愛かったです。

 

終演後は、

毎年恒例の

お人形さんによるお見送り。

今日は、

「トロ吉」

「孫悟空の分身」

「猪八戒」

がお見送りしていました。

お子様は、

人形と一緒に記念撮影をしていました。

 

中年のおばさんは、

うらやましく思いながら、

劇場を後にしましたとさ。