兵庫県立歴史博物館で
開催中の
『人間国宝桂米朝とその時代』の
関連企画として
歴史の旅
「上方落語地図を歩く」が
実施されました。
参加者は
往復ハガキによる抽選で選ばれ、
激戦だったようです。
3月17日(金)
12:00
ポイント①天満天神繁昌亭前集合。
ガイドは
兵庫県立歴史博物館
学芸員であり
米朝師匠ご子息の中川渉氏、
歴史博物館館長の薮田貫(Yabuta Yutaka)氏、
学芸員さん(スミマセン。お名前忘れてしまいました。)の
お三人でした。
平成18年((2006年)開席。
舞台正面の額「楽」の題字は米朝筆。
大正時代の天満花月は吉本発祥の地。
ポイント②大阪天満宮
落語演目『初天神』1月25日に行われる縁日。
中川渉さんの落語口演もあり、
お初天神の場面を思い浮かべながら
ゆかりの土地を味わえました。
大阪天満宮を後にして、
次の目的地へ。
近くに行かなかったのですが、
大正12年完成、
大林組施工、
乾物問屋の会社であり、
NHK朝ドラ「ウエルかめ」のロケ地になった
フジハラビルの紹介もありました。
ポイント③大川端町名碑「市之町」
落語演目『千両みかん』
大阪三郷天満組の市之町
天満青物市場跡
ポイント
蔵の町
天満・菅原町
市の側の乾物問屋、
戦災に遭わず蔵が残る
米朝の妻絹子の実家「桑田商店」があった。
大陸から
「日本、天満、市の側」で手紙が届いた。
ポイント④天神橋
落語演目『遊山船』『船弁慶』
北詰めに明治21年架橋時の天神橋鋳鉄銘板
天神橋の上から
ルポンドシェルビルを見る。
天神橋から
西を見ると
なにわ橋が見える。
ポイント⑤八軒家浜
落語演目『胴乱の幸助』『三十石』
京・大阪を上下する三十石船の発着場
平安時代には熊野詣起点の「渡辺津」
「渡辺党」はこの地を拠点に活動した中世武士団
薮田館長も
マイクを持って
大阪の町を解説してくれました。
対岸には
新宮晋氏デザインの
大きなオブジェが見えます。
(↑このことも薮田館長が教えてくれました。)
新宮晋氏の
展覧会があります。
ポイント13まで
あるのに
今日はここまでです。
スミマセン。