2017年7月15日(土)
兵庫県神戸市・神戸文化ホール中ホールで
開催された坂東玉三郎トークショーの簡単レポートです。
 
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当ホームページ管理人の判断で
ネットで書かない方が良いだろうと判断したことは
ネットには書きません。
もしかしたら
皆さんが一番聞きたいことが
書かれていないかもしれません。
 
それでも
よろしければ
お読み下さいませ。
 
********************
 
13:30 開場
14:00 開演
 
聞き手・梅川壱ノ介さん下手から登場
坂東玉三郎さん上手からグレーのスーツで登場
 
壱ノ介さん「私事でスミマセン。
これから先生と呼ばせていただきます。」
 
玉三郎さん「10年前に国立の養成所で教えて
3年間研修を経て歌舞伎役者になって、
去年梅川として独立して舞踊家になったのですね。」
 
壱ノ介さん「神戸の思い出を。」
玉三郎さん「歌舞伎公演。
      29歳の椿姫。
      数々の舞踊公演。
      数え切れない程、来ている。
ポートピアの住友館パビリオンを担当していたので度々通っていました。
(ホームページ管理人注:ポートピアとは1981年神戸市で開催された地方博覧会。)
神戸の発展に携わりました。
住友館を担当するために
ロサンゼルスとオーランドのディズニーワールドに20日間
朝から晩まで通っていました。」
 
デュマ・フュスの小説の椿姫を舞台で演じるに当って
なぜ歌舞伎役者が、椿姫を演じるのか?と言われたりもしました。
 
緒方規矩子さんに
デザインしてもらったクリドンスタイル。
いろんな衣裳を着てみたいというのがあったの。
鹿鳴館はバッスルスタイル。
鹿鳴館より前はクリドンスタイル。
(ここでクリドンスタイルとバッスルスタイルの違いの説明がありました。
スミマセン。メモできませんでした。)
 
当時体重は50kgしかなかった。
 
神戸は
新しいものにチャレンジすることを迎えてくれる町。
 
1979年か1980年
ワイダー監督が来日していて
京都南座の前を通りかかった時、
玉三郎さんの女方のポスターを見て、
 
「これは誰だ?」
「男か?」
 
という会話になったそうです。
ドストエフスキーのナスターシャのお話をいただきました。
 
それから10年
ワイダー監督からナスターシャをしないか?とずっとお話をいただいていました。
1990年東京ベニサンピット、
大阪でも上演しました。
ワルシャワで映画を撮りました。
 
ロサンゼルスのディズニーワールドの話。
歴代大統領の人形が演説をして他の大統領の人形が
頷いて聞いているアトラクションがお気に入りの玉三郎さん。
人を喜ばせるエンターテイメントは
どんなことかを学んだディズニーランド。
 
 
太鼓集団鼓童との共演『幽玄』の話。
名古屋で上演しました。
これから
博多と京都で上演します。
 
古典は作った人が居て
流派ができていった。
ジェットみたいな宗教画から
ルネサンス、
写実派。。。
(ここで洋画家の名前が次から次へと出てきて
玉三郎さんの教養の深さが伺えました。)
 
梅ノ介さん「プライベートの事をお聞きします。
お休みの至福の時間はどういう時ですか?」
 
玉三郎さん
「1位が素晴らしい舞台や映画を見ること。
2位がショーを見ること。
3位が素晴らしい舞台を見て昼寝をすること。
4位が海に潜っていること。
 
BS朝日で解説しながら海に潜っている番組が放送されます。
ロケ地は
タヒチ、ロタ島、モルジブ、ラングロア、パラオ。
兄の子がインストラクター。
50メートルの素潜りを教えてくれました。
CMを抜いて1時間45分あります。
5~6年かけて撮ってハイライト全部放送されます。」
 
「静岡県は実の母の故郷です。
海とは切っても切れない関係にあります。」
 
「BVLGARIの仕事でニューヨークとイタリアに行きました。
雑誌リシェスに掲載されたものもありますが、
掲載されていないものもあります。」
 
背景に写真を映しながら
トークが進みました。
 
3月鼓童の公演があったので
10日間ニューヨークに行きました。
 
・NYの横断歩道を歩く玉三郎さん
・(もう行ってきて終わったから良いかな?とおっしゃいながら
滞在していたホテルの外観の写真を見せて下さいました。
・キャッツの劇場内で
・イタリアの生地屋さん
 椿姫も鹿鳴館もナスターシャも黒蜥蜴もこの生地屋さんで買った生地で衣裳を作りました。
・1981年の顧客ノートにTamasaburo Bandoの署名がある写真
・アッシジの風景
・アッシジの寺院(僧侶にならないと食事ができないお部屋がある寺院)
・ボローニャの教会(ダンテが神曲を描いた場所。30年前に買ったY’sの上下を着ています。)
・スペイン広場 朝6時30分頃 観光客が1人も居ない。
・ローマの泉 早朝
・ローマ 馬に乗って
・ローマの広場を背景に
・夕方のスペイン広場
・ベネチアの仮面屋さん
 馬の仮面を持っている玉三郎さん
「お店で見たら丁度良い馬の大きさだったけど
 日本の自宅で見ると大き過ぎた。」
・ベネチア 白のスーツを着てゴンドラに乗っている玉三郎さん
    (昔、毛皮を着て同じように写真を撮りました。)
・サンマルコ広場
・人が少ないベネチアの通り
・バスタブに白いスーツで中に入っているオチャメな玉三郎さん
 (「人間国宝と言われているけど、私の性格は、こちらの方。」と
   おっしゃっていました。)
・夕日。ベネチアでゴンドラに乗っている写真
 
14:55から
質問コーナー。
 
続きは後日。
 
 

坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」

 

古典芸能案内人

天野光(アマノヒカル)でした。

 

 

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