(↑ イベント中の撮影は禁止だったので、夜の文楽劇場を載せました 😳
11月28日に開催された「文楽研修これまで、これから」に、
行ってきました。
司会 くまざわ あかね氏(落語作家)
出演
吉田勘市氏(人形遣い、第9期修了者)
吉田玉佳氏(人形遣い、第9期修了者)
鶴澤清丈氏(三味線弾き、第18期修了者)
豊竹希大夫氏(大夫、第20期修了者)
午後6時30分から8時30分まで。
とても濃い時間を過ごさせていただきました。
まずは、文楽研修の概要を教えていただきました。
研修期間は、2年。
最初の8ケ月は、
全員、人形遣い・三味線弾き・大夫の三業全てを
研修して、
その後、適性検査で、
どの技芸員の修行をするか決め、
専攻に入るそうです。
次は、
文楽の研修生になったきっかけを、
おひとりおひとり聞いていきました。
次は、
研修時代のお写真を拝見しながら、
当時の研修の様子をお話していただきました。
勘市さんと玉佳さんは、同期生で、
同じ写真に写っていらして、
玉男師匠、簑助師匠に、
指導してもらっている写真でした。
勘市さんと玉佳さん曰く、
「だいたい30年前の写真」
だそうです。
お師匠さんもお若い時代でしたが、
勘市さんも玉佳さんも、
青年時代のお写真だったので、
会場のファンの方々に、
大受けでした 😆
研修期間中は、
お琴はもちろんのこと、
茶道、華道も、
習われるそうです。
今は、もう無いそうですが、
かつては茂山流の謡も授業にあったそうです。
お話を伺えば伺う程、
三業の大変さが、
伝わってきて、
ますます感謝して、
文楽を鑑賞させていただけねば、、、
と気持ちが引き締まりました。
第26期文楽研修生発表会が
来年1月28日(木)に予定されています。
友の会会報の19ページで詳細を確認しましたが、
演目・時間未定
だそうです 🙄
また、
1月3日からの1階資料展示室の企画コーナーが
「文楽研修を知る」
に、なります。
こちらも楽しみにしています。