marubon.kabuki

 

「丸本歌舞伎」とは、

「文楽を歌舞伎化した作品のこと」、

です。

 

私が、

今まで、考えてきたこと、

そして、

これから、

研究していきたいことと

一致しているテーマなので、

迷わず、

購入しました。

 

内容が豊富なので、

まだ、

全部は読めていないのですが、

少しだけ読んでみました。

 

この本では、

山川静夫さんのゲストとのインタビューが掲載されているのですが、

「菅原伝授手習鑑」のページで、

山川静夫さんが

歌舞伎の「菅原伝授手習鑑について」、

「寺入りがあると、

よくわかるんだけどなぁ。」

 

と、おっしゃっていらしたので、

私も同感!

って思いました。

 

写真も豊富で、

読み物も満載です。

 

ただ、平成八年の発行なので、

役者さんの名前を、

頭の中で変換しないといけないので、

ちょっと大変かも?

文中で、

「当時の扇雀(今の鴈治郎)」、

と掲載されているのですが、

「今の坂田藤十郎さんね。」

と変えなくてはいけません。

藤十郎さんは有名なので、

わかりましたが、

他の役者さんを先代の役者さんと読み間違えないように、

上演された年を参考に、

役者さんを読み替えていきます。

 

 

演劇出版社発行

B5判カラー16頁・オフ224頁 本体:2,500円(税別)

 

丸本歌舞伎