その2の続きになります。

20170127.kazutaro.2

 

その2を

お読みになりたい方は

こちらをクリックして下さい。

↓ ↓ ↓

中村壱太郎レポートその2

 

亀岡さん質問「これからやっていきたいことは?」

「1日でも多く歌舞伎が開いて欲しい。

ここ(←ピッコロシアターのこと)、

定式幕も、セリも花道もある。

文楽も大阪発祥ですから、

色濃くやっていきたい。」

質問「言葉だけでなく

  上方の風情をどうやって出しますか?」

「亀岡さんとしゃべることです(笑)。

関西の人としゃべること。

勉強じゃなく環境で身につくもの。」

亀岡さん「恋人(お嫁さん)(←筆者注:どちらだったか、うろ覚えです。)は

    関西の方というのはどうですか?」

「2月松竹座で共演する梅枝さんんと歌昇さんは既婚者なんですよ。」

 

亀岡さん「それではここでお客さんから質問を」

男性のお客さん「サラブレッドであるがゆえの苦しみを本音で聞かせていただきたい。」

「お馬さんみたいになっていますね。(笑)

プレッシャーは感じたことは無いですね。」

「ただ最近、祖父は会う度に『結婚』のことを言うんですよ。」

「(質問した男性のお客さんに)(お嫁さん候補を)よろしくお願いします。^^」

 

「お話するのが遅くなりました。

今日の最初に吾妻流の櫓三番叟を舞っていただきました。

お母様が吾妻流宗家の吾妻徳穂さん。

そして壱太郎さん御自身も2014年吾妻流七代目家元吾妻徳陽を御襲名。

吾妻流の跡取りと成駒屋の跡取りと、御二人跡取りがいないといけない。

あっ、壱太郎さんのようにお一人で兼ねるということもできますね。」

「家元になったのは3年前ですが、

櫓三番叟というのは師範になるために舞う曲。

そして、もう下旬になりますけど、

1月の舞にふさわしい曲です。」

 

お客さんからの質問「慶応大学で学ばれたことが役に立っていますか?」

「どうでしょうね。

友だちが就職して、同僚が歌舞伎が好きなんだとか言って

歌舞伎を見に来てくれるという

そういったコミュニティーの強さですね。

建築も勉強しましたけど、、、

舞台装置を建築デザインとかやってないですね。」

亀岡さん「これからなさるかもしれませんね。」

 

「2月松竹座夜の部

金閣寺の狩野正信は

短い出番で

役の性根をどう出すか

難しい役どころです。」

亀岡さん「よく見ておかないと

    6分ぐらいで出番が終わってしまいますので、よく見ておいて下さい。

    2月の松竹座は

     浅草歌舞伎のように本編前にご挨拶がありますね。」

「はい、ホームページで案内があると思いますので、

チェックして下さい。」

「4月28日には、フェスティバルホールで

花舞台浪花賑という舞台に

愛之助さん、千之助くんと一緒に出ますので、

そちらの方もお越し下さい。」

終演

 

筆者雑感

すっごく楽しかったです。

亀岡さんの毎度の徹底した聞き役には感心することしきりですが、

壱太郎さんの話の面白いこと!

今度おひとりで『徹子の部屋』に出てくれないかな。

イベントの最中も

客席のお客さんの方を

見ながら

お話して下さるんです。

私の壱太郎さん愛が

ますます高まりました。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

もちろん録音せずに

その場で軽くメモしただけのノートを

見ながら

レポートを書かせていただきました。

大きな間違いがございましたら

関係者の方、

御連絡下さい。

 

以上。

古典芸能案内人、

天野光(アマノヒカル)でした。