今日は、
朝日カルチャーセンター主催、
「関西建築遺産を訪ねる」(10月現地講座)、
「奈良ホテル」
に参加しました。
建築の現地講座は、
毎回行きたいなぁ、、、
と思いながらも予定が合わなかったので、
見送っていました。
今回が初参加となります。
建築士家であり、
京都華頂大学教授の川島先生に主に、
奈良ホテルの建築様式について話を聞いたあと、
奈良ホテル、営業部長の辻さんから、
奈良ホテルの歴史を聞きました。
明治42年(西暦1909年)に建てられたホテルなので、
日本の歴史に翻弄されつつも、
当時の姿を良い形で残している建築物は、
ホテルでは奈良ホテルが一番(川島先生談)だそうです。
時代の流れ、
例えば、入浴施設や、
暖房設備は、時代に合わせて変えなければいけない。
でも、できる限り、外観は当時のままで、
という意向は、守ってきたそうです。
・奈良ホテルにアインシュタインが弾いたピアノがあるのを御存知ですか?
・奈良ホテルで使われている銀食器が、以前、長崎ホテルで使われていたことは、御存知ですか?
私は、全く知りませんでした。
数年前、茶粥朝食を食べたいという理由と、
クラシックホテル好き(あと東京ステーションホテルしか泊まったことありませんが 😳
という理由で宿泊したことがありましたが、
その時は、
・アインシュタインが弾いたピアノ
も
・長崎ホテルで使っていた銀食器
も、
展示されていませんでした。
この2つの件は、
たった1つのことがキッカケで、
まるで推理小説を解くが如く、
次から次へ、
解明されてきたのです。
アインシュタインが来日したとき通訳をしたのが、
西堀栄三郎、
キムタク主演の「南極大陸(2011年)」で、
西堀栄三郎(劇中では、星野英太郎)を演じていたのは、
香川照之。
私、見てなかったので、辻さんのお話を聞いて、
ドラマが見たくなりました 😆
長崎ホテルの銀食器の話も、
面白かったです。
ドラマにできるのと違う?
と思うくらい、お話聞いただけで、
泣きそうになりました。
川島先生は専門に研究してらっしゃるので、
建築家の皆さんの師弟関係や、
偉業を成し遂げた建築家さんの素顔を、
こっそり教えて下さったので、
こちらも興味深かったです。
↓ ↓ ↓荒池から見た奈良ホテル
(創業当初は木々が無かったそうです。)
JR西日本ホテルズカードに入会すると、
イベントや、
割引クーポンの案内が届くそうです。
入会金・年会費は不要なので、即、入会しました。
入会方法は2種類。
・ホテルのフロントで
・インターネットで
申し込めます。