natsu3bu.2.2015

劇場正面、

柱巻き飾りが

「生写朝顔話仕様」になっています。

向かって左が

「萩の祐仙」、

向かって右が

「深雪と阿曾次郎」

になっています。

natsu3bu.1.2015

 

第3部は

景事「きぬたと大文字」

「生写朝顔話」の

計2作品の上演です。

 

「きぬたと大文字」ですが、

タイトルとは逆で

「大文字」が先で

「きぬた」が後になっています。

「大文字」は

お盆の16日の

舞子さん2人の踊りでした。

夏の雰囲気にぴったり合っていました。

 

「きぬた」は

初演の舞台設定を踏襲して

中国の女性が登場します。

砧を打ちながら夫の帰りを待つ女、、、

女性の衣裳とヘアスタイル、

そして住居の壁のデザインが

異国情緒ただよう、

とても良い雰囲気でした。

 

なんと作者は

大正3美人の1人、

九條武子でした。

 

「生写朝顔話」は

3つの段が上演されました。

 

「笑い薬の段」は

住大夫師匠の十八番でした。

その段を

お弟子さんの文字久大夫師匠が

どう語るのか?

楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

感想、、、

むちゃくちゃ面白かったです。

大笑いしました。

住大夫師匠っぽいところも感じましたが

役者さんの御経験がある文字久大夫さん御自身の個性も

大胆に表現されていて

すっごく良かったです。

 

その大笑いする祐仙ですが、

人形の主遣いは

勘十郎さんです。

笑う前の

お茶のお点前の見事なこと!

袱紗捌きも

左遣いさんと

息がぴったり合っていて

感心することしきりでした。

 

まだまだ語りたいことは

山程あるのですが、

一気に

2部と3部について書いたので

疲れてきました。

ここらへんで

終わります。

スミマセン。

 

ロビーに

朝顔話「大井川の段」の絵が

展示されていますので

是非、御覧になって下さい。

 

8月3日まで夏休み公演

夏休み文楽特別公演